ひとつにまとめりゃいいものを、またまた11話ネタ。
まあ元々見てる人も少ないしその辺は勘弁願いたいです。
それとは別に、ムギが声を荒げて
「りっちゃんの代わりはいません!」と言ったことに俺は驚きました。
ムギといえば、調和を重んじるような人物で、物腰も柔らか。
このように声を荒げるような人物というイメージはありませんでした。
そんなムギが、こうまでして自分の意見を主張したのはどうしてなのでしょう?
理由としては
「本当に律の代わりになれる人などいない」
「律がいない軽音部は、もう軽音部ではない」
などが浮ぶわけなのですが、一応細々と長ったらしく考えてみました。
・ムギにとっての軽音部
ムギが軽音部に入ったのは、律と澪を見て『楽しそう』だと思ったから。
そう思ったのは間違いではなく、そこで過ごす日々はムギにとって楽しいものであったと考えられます。
ムギにとって軽音部は、『自分がいたいと望む場所』なのでしょう。
・ムギが望む軽音部
上記の理由だと「軽音部があるならそれでいいじゃん」というようにも考えられます。
まあ、これ読んでるような人にそんなこと思ってる人はいないと思ってますが。
(少なくとも俺は思っていません)
ムギは、5人揃った(梓が入部するまでは4人)軽音部が好きなんです。
5人が揃って初めて『自分がいたいと望む』軽音部になるんです。
1人でも欠けてしまえば、それはもう軽音部ではないんです。
(この点については、他の4人も同じことを考えていると思います)
・代わりなんていない
そこに起こったのが律と澪のケンカです。
律と澪の中がギクシャクすることで、軽音部に嫌な空気が漂います。
そして律が部室に来なくなりました。
このままだと、軽音部は確実に崩れてしまう。
ムギに限らず、誰もがそう感じていたでしょう。
そんなときにさわちゃんが「(りっちゃんの)代わりを探すとか」という発言をします。
その言葉にムギは「りっちゃんの代わりはいません!」と返しました。
律の代わりなんていない。
それはムギの正直な気持ちであり、軽音部への思いの表れ。
だから、彼女は声を荒げてまで主張しました。
自分がいたいと望む軽音部がなくなってほしくないから。
・ムギだけの思いじゃない
軽音部が自分にとって楽しい場所であること、5人でいるのが楽しいこと、
5人でいることが、自分達にとっての軽音部であること。
これらはムギに限らず、誰もが持っていた考えだと思います。
そして『律の代わりはいない』というのも、また。
律の代わりを用意してしまったら、それは律の軽音部離れを進めるだけですしね。
・結論
みんな軽音部とそのメンバーが大好きで、大切。
だから喧嘩別れなんて理由で律にいなくなってほしくなかった。
代わりなんて、もってのほか。
ムギはその想いが一層強かったから、声を荒げてまで真っ先に主張した。
このムギはちょっと今までの俺のイメージとは違ってたけど、これはこれで良かったかな。
スポンサーサイト
